小さい穴

2007/07/31(火) 未分類
先日、築30年位のお客様より「木に細かい穴とその下に木の粉がある」との連絡

早速お伺いしてみると...正体はヒラタキクイムシ!

建材や家具の表面に穴があき、そのまわりにきな粉のような木材の粉がこぼれている場合、キクイムシによる被害が疑われます

キクイムシの成虫はラワン材やナラ、ケヤキ、カバ、キリなどの木材の表面に卵を産み、幼虫が内部を食害します

4~5月頃、成虫が木材に直径2mmくらいの穴をあけて出てくる時、大量の木粉がでますが、人体に害は及ぼさないので大丈夫です

飛来や家具などについて室内に持ち込まれる場合が多く見られます

処置としては虫穴に殺虫剤専用ノズルで注入する方法が一般的です

殺虫剤はホームセンター、薬局で販売されている主としてホキシム、フェニトロチオン、エトフェンプロックスを主成分としたエアゾール式のものを使います

すべての虫穴について充分に殺虫剤の注入を行ってください

白蟻や害虫は早期発見が大切です、1年に何度かは建物の内外を点検しましょう!

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