ウッドマイルズ

2009/12/10(木) 未分類
今日、ウッドマイルズ算出技術者の方と話す機会がありました

『ウッドマイルズ?』

恥かしながら、私は知りませんでした・・・

日本の木材供給量の8割を占める外材は,大量の化石燃料を燃焼させ,大気中に温室効果ガス(二酸化炭素)を放出しながら運ばれてきます

この環境負荷を数値で表したものが『ウッドマイルズ』(平均木材輸送距離)です

木材の輸入量が大きいほど、また輸送距離が長いほど、燃料の消費量は大きくなるため、環境負荷も大きくなります

そこで、輸入量×輸送距離をウッドマイルズとして、環境負荷を表す数値的な指標としています

日本の木材に対する自給率は18.2%と低く、南米、アフリカ、欧州、オセアニアといった、8000キロメートル以上離れた輸出国から輸入する割合が40%と非常に高い

結果として日本のウッドマイルズは384億キロメートルで、米国の4.6倍、ドイツの21倍にもなる

これが世界第3位の森林大国の日本の現状です・・・

国産材利用が叫ばれる昨今、これから家を造るお客様にもこういったウッドマイルズのような考え方は浸透していって欲しいですね


本当の意味で環境負荷の少ない環境に優しい家造り、これからも目指していきたいです!

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