「営業などしたことない、好きじゃない。」
大工が施主に「こういう家をつくりたい。」と言って喜ばれた古き良き時代。
仕事一本、真面目一筋の渡邉でしたが、お母ちゃんと一緒に、それはそれは若い大工を大切にし、たくさん育てました。多いときは一度に5人、住み込みの若者がいた日々。
人間は努力が大事。
努力してきた腕を信じて。自分自身を信じて。そして技術を売って、初めて信用を得るのです。口でどれだけうまく言っても、周りは見ています。時代が変わっても、家が大きくても小さくても。仕事はそんなに変わらない。基本は変わらない。信用を得るには努力をしなさい。見て覚えなさい。
自分で選んだ道なのだから。
渡邉が人生をかけて大工に伝え続けたのは、
このたった2文字だったような気がします。 |