情熱

2008/09/10(水) 未分類
今日は、いつも外張り断熱用の部材でお世話になっているメーカーの方に現場を見て頂きました。

ここの社長さん、とにかくこだわりのモノ作りをする方なんです。

今から何年か前、巷で外断熱(正確には外張り断熱)工法が流行り始めました。

外張り断熱が断熱性など優れた工法である事は分かりましたが、外壁の荷重の問題(厚いサイディングやタイルや石などが貼れない)や、地震や経年などによる外壁保持の劣化(壁ダレ)、断熱ビスによる熱橋(ヒートブリッジ)が柱や胴縁などの内部結露を起こさせる等様々な問題点がありました・・・

が、このこだわりの社長さん当時業界誰もが見向きもしなかったその全ての問題点を解決してくれたのです。.

丸広が考える理想の外張り断熱工法が出来るのは、社長さんのモノ作りに対する情熱があったお陰です。

『私は、自分で本当にイイと思ったモノしか作らない、だから、本当にイイと思ってくれている人だけ使ってくれればイイ』と断言する社長。

経理の人には、怒られるらしいですが・・・(笑)

私自身も外張り断熱工法を始めるのに、『ここまでこだわってやる必要があるのか? しかもお客様に理解されるのか?』『でも、一般的に施工されているやり方では、長い目で見て不安や問題点が残る・・・』『激しい競争の中で勝ち抜くには、コスト面で問題が・・・でもお客様に本当に良いモノを提供するには・・・』様々葛藤する部分はありましたが、行き着くところは、社長さんと同じ『本当にイイと思ってくれている人だけ使ってくれればイイ』でした。

現実的ではなく理想論かもしれませんが、一種、願いに近い思いかもしれません。

現場で、いろいろな情報交換や改良のリクエストが出来ました、同じ志をもった人と話せてとても嬉しかったです、遠いところありがとうございました。



私たちの作る家は、こんな熱い情熱とこだわりを持った人たちに支えられています。

1ページ (全176ページ中)